大きく広がる青空に一匹の青い鳥を見つけたなら追いかけるのも無理はないだろう
世界は何処までも地上であり落とし穴も川も海もない
障害物はない
私は疲れることも知らず追い続けられる
現実は違う
青い鳥を追い続ければ私は白骨の道を早める
青い鳥が目の前に舞い降りてきたならば私は捕まえようとする。もちろん青い鳥は飛翔する。
私は青い鳥を捕まえられなかった名残惜しさに手を伸ばしてヨダレを垂らし続けて涙を流すだろう。
青い鳥は飛ぶことができる
私は二本足地に生まれた人
青い鳥のことを思い唄ったり話したりできるが、青い鳥と飛ぶことはできない