2019-12-16 雨の傘 上半身裸になって雨の町に沈んでいったんだ僕の背中を見逃すばかりで 通り過ぎるばかりで一体何のために泣いているのだ僕のためだどれだけ悲しむべきか涙を流した青年の凌駕された空の悲しみよ空の悲しみよ 僕と同じか痛いのかな 涙雨が降れば傘をさすでしょう足元が濡れて気分が沈んで家路につくでしょう愛しき地球の恋人、月あなたは離れていくのよね君たちは傘を手放した僕は傘を折って走り始めた雨に濡れる僕の肩を君は掴んだよね僕は君に天上を塞がれたんだ雨は身体に悪いから、って