太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

雨の傘

上半身裸になって雨の町に沈んでいったんだ
僕の背中を見逃すばかりで 通り過ぎるばかりで
一体何のために泣いているのだ
僕のためだ
どれだけ悲しむべきか
涙を流した青年の凌駕された空の悲しみよ
空の悲しみよ 僕と同じか
痛いのかな 涙
雨が降れば傘をさすでしょう
足元が濡れて気分が沈んで家路につくでしょう
愛しき地球の恋人、月
あなたは離れていくのよね
君たちは傘を手放した
僕は傘を折って走り始めた
雨に濡れる僕の肩を君は掴んだよね
僕は君に天上を塞がれたんだ
雨は身体に悪いから、って