2019-12-10 星よ 星の輝きよ 美しき君よ地上で瞬く火の粉に袖を焼いてしまおうか街中は騒いでいる同衾の吐息が浮く間窓から見える小さな星性に拘る地球人を焼却しようではないか人は宇宙人から逃げるため河を降り海へ向かった僕とあなたは燃やされることを希望した「ただ星を見つめていたいんだ」僕の最期の言葉あなたは何を呟いたのか僕はあなたとの時間を思い出すお互い違う星を眺めていたねどうか僕たちの煙が巡り巡って星まで届いたならばと願ってしまう結果はただ死ぬだけなのにね