太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

星よ

星の輝きよ 美しき君よ
地上で瞬く火の粉に袖を焼いてしまおうか
街中は騒いでいる
同衾の吐息が浮く間
窓から見える小さな星
性に拘る地球人を焼却しようではないか
人は宇宙人から逃げるため河を降り海へ向かった
僕とあなたは燃やされることを希望した
「ただ星を見つめていたいんだ」
僕の最期の言葉
あなたは何を呟いたのか
僕はあなたとの時間を思い出す
お互い違う星を眺めていたね
どうか僕たちの煙が巡り巡って星まで届いたならばと願ってしまう
結果はただ死ぬだけなのにね