太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

腹をくくりまして

私はいつだって浮いた身なのだから、辞める気にならなければ始まらない。
全てが浮ついたように感じられる気迫を落ち着かせるように全てこの一心に預けて私はようやく始まりを見せるのだ。
今回の舞台は久方ぶりに舞台より上にあがらず、数度舞台に立つ。
裏方と表。どちらもなかなかの試練である。機会を与えられたことを喜び、その期待に応えなければならない。
何度か、何故自分はこんなに苦しんでいるだろう。本当は楽しいことなのにって感じて、やばくなった。それでも離すことなかった。
僕は腹をくくるべきだと思った。辞表を胸に潜めた気持ちでやる。いつだってそうだ。簡単に辞めない。ここは僕にとって大切な場所なのだから。皆さん、僕が続けてきた仕事を果たし、次のバトンを渡すときまで辞めるもんですか。
僕は変わりたい。変わっていきたい。
僕の大切な人は、ゆっくり深呼吸して落ち着いて気楽にいこーって教えてくれた。世の中大概なんとかなる。僕はなんだか常にテンパって生きていて、その度にこの言葉を思い出して自分を取り戻すのだ。
僕は変わっていく。色々な人のために。自分自身のために。
12月28日。神戸は三ノ宮でショウをやります。僕はこの度出演の機会、ありがたく承り、現時点でできる限りを尽くしたく存じ上げます。
舞台進行の役も承りまして、正直言って柄ではない僕には荷の重い仕事です。物事を決めていく、人生にとって当たり前のことが僕には重い。
しかし僕が続けてきたこと、僕の大好きな劇団で継続してきたこと。大好きな先輩も後輩も汚したくない。僕は未来へ繋いでいきたい。
腹をくくりまして、できる限りを尽くしたい、です。
是非来てください。お待ちしております。

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