2021-06-26 記される側 理由もなく川。 何かがあるわけでもない。ただ其処にいる。 海や空や公園。 其処に社会的キャリアを遺すあてもない。余裕や余暇を避けようとする。しかし、それだけではないことは明らかだ。私と接続した環境がただある。人として何故か居心地が良い。 何も考えない。考えられない。それなのに良いというのは、本当に相応しいと言えるんだろうね。誰かが写真を撮るのさ。絵を描くのさ。背景ってやつなのさ。光景ってやつさ。私は何も記さない、記される側さ。