太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

美術展の本

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古本屋で美術展の本を買う。1,000〜3,000円で売られておりいい本かつ安ければ嬉しい貧乏な私には助かっている。

密度の濃い日々を求めているが、つまり今は薄い。世界が薄いわけでなく、私が如何にして受け止めているのか。今の場所はさほど受け止められない。
何処かにあるという気配は過去に想起させるに値する経験があるという答え。私は美術展の本に記されているような一つの絵に対するそう長くも短くもない評論が好きだ。そして私はそのような形態を現実で形成することに真味があると信じていると気づいた。私は美術を学ぶ道も考えた。
然し今は難しい。今の私は小説を書いている。その道が駄目な場合、映画を撮りたい。それが駄目で目の前に何もないときに目指してもいいかもしれない。どうせ行くなら然るべき道を進んでいきたい。私自身はそう簡単に変わらないから。