太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

時間に追われないで、なんてさ

「時間に追われないで」
呪いともいうべき言葉がいくつも私の頭をもたげる。私は私に制限をかける。一体何を信じ、信じないのか。自由と制限は如何様に課せられるものか。何かが通り過ぎる度に如何様に生きていられるものか自分に問いただす。
この時にも誰かが苦しみ、笑っている。生命の坩堝は私の境涯を白い雲のように脈絡なく見つめている。私が雲に触れようとしても、私の実体は水蒸気よと苦笑いを浮かべながら寂しそうに溶けていく。私は若さゆえの過ちという傷を負い、人生について無勝手な自論を打ち上げることとなる。それを夜景に放ち、夜は痛々しく漆黒を汚す。
忙しさを如何様に過ごすか。楽しく笑っているか。
目の前にいない人の言葉を想うとはその時だけを生きていないから。残像が残るほど余裕を持って生きているから。まるで置き手紙のように今は坩堝。
一難去ってまた一難。昨日の人を思い、今日の人を知り、明日の人と出逢う。
出会いと別れはいつまでも繰り返す。

昨日は天文座劇団員、広瀬さんの舞台を見に行きました。
演劇を始めてから諸事情で観劇自体は出来なかったので、初体験でした。
劇場の雰囲気、照明の使い方、お客さんの層等を見ました。勉強。
照明は基本通りだ!! そして舞台のタッパに合わせて必要な量釣り込まれているなと。僕が次に照明の実践をするならこれぐらいのサイズやろうなと。
公演自体は胸に響く処があり、ほんの少し涙が溢れました。何か大切なものの為にものを書く。自分に通ずるものがあった所以でしょうか。
広瀬さんはすごく楽しそうにお芝居されていて、このかたと今後芝居を作っていけるんやと楽しみに。
そして自分のやっていることと公演を比較して、すごくやろうとしていることの敷居の高さを感じ、自分の緒を締めて挑まなければと再確認。