太陽、桜の花

桜の花は無限であり、永遠でありいずれ散る。そしてまた咲く。太陽の遠さ、その輝き。私は追い続ける。

朝、何もない

実家に帰る。今回は自分のことに忙しくあまり周りと話さなかった。行為に夢中だ。
地元の空気。何ができるか。融和。将来、或いは今私は何を此処に残すのか。昔から自分の好意が苦手だった。自分が生きていることが苦手だった。少しずつ扱えるようになってきている。
神戸や大阪に比べるとへんに長閑だ。奈良の人は鹿の顔のように利口ぶっていながら、何故か間抜けだ。これは偏見か。
今書いているときは演劇のことを考えていない。文章によることで気づくこと。1日で考えていることはたくさんあること。時間のテンションがあること。大きな軸と小さな行動の違い。少しずつ理解して言葉の遣いかたがうまい人になりたい。
蝉の声が聴こえる。懐かしい。総てを見つめることはできない。行為が、僕という身体の恣意加減にコントロールされて限定される。何者になりたいか。強い意思が僕を決定していく。何があっても死ぬまで私は私を続けていくしか能がない。
子供が騒いでいたり、女の子がコミュニティを作っていたり、おじさんがうたた寝している。
何かショックを受けたり、人が人との出逢いを測るときどういうふうに君は生きているのかを考えるしかない。一瞬ともいうべき短い時間をなんと形容すべきか。自分に嘘をつかない努力をすべきだ。私は自分を欺ける部分を持ち合わせているから。
今のところはこれぐらいにしておこう。朝、僕はそこまで何もない。夜、僕は何かありそうだ。思い込みだけどね。
夏影を聴く。良い音楽。